宴会部長の戯言
クラシック・アコーディオン奏者、大田智美のブログ。日記、コンサート情報、その他いろいろ、ぼちぼち書いています。
CASALS HALLに花束を
2010/03/06 Sat. 23:59 [edit]
今日はお昼から、御茶ノ水にあるカザルスホールへ。

ずいぶん前からいろいろと物議を醸していましたが、
結局この3月末での閉館が決まってしまい、
今月はホールへの感謝の意を込めたコンサートがたくさん催されています。
今日も『CASALS HALLに花束を』と題して、
ホールにゆかりの深い演奏家である、今井信子さん、
吉野直子さん、そして御喜先生の3人にとって、
思い出のたくさんつまったカザルスホールでのラストコンサートが行われました。
それぞれがソロやデュオ曲を、カザルスホールにまつわるトークを挟みながら演奏し、
ラストピースはトリオで、バッハのゴルドベルク変奏曲。
演奏からもお話からも、ホールへの愛情がひしひしと伝わってきて、
この空間で音楽ができる喜びと、それをもう味わうことができなくなる寂しさが交錯する
なんとも特別な雰囲気でした。
アンコールはブラームスの子守唄。
「このホールにさようならとは言えない、だから、・・・おやすみなさい。」
この一言の後に演奏された子守唄は、とても優しく、美しく、
ホールを撫でるように響いていました。
自然と涙が溢れてきたこの演奏は、
このホールと共にずっと私の心に残ることと思います。
これだけ多くの人に愛されているホールもなかなかないと思うのですが
閉館がとても残念でしかたありません。

昨年12月25日のホール入り口。
北川記念オケでの本番。
最初で最後だったけど、カザルスの舞台で演奏できてよかったなぁ・・・

ずいぶん前からいろいろと物議を醸していましたが、
結局この3月末での閉館が決まってしまい、
今月はホールへの感謝の意を込めたコンサートがたくさん催されています。
今日も『CASALS HALLに花束を』と題して、
ホールにゆかりの深い演奏家である、今井信子さん、
吉野直子さん、そして御喜先生の3人にとって、
思い出のたくさんつまったカザルスホールでのラストコンサートが行われました。
それぞれがソロやデュオ曲を、カザルスホールにまつわるトークを挟みながら演奏し、
ラストピースはトリオで、バッハのゴルドベルク変奏曲。
演奏からもお話からも、ホールへの愛情がひしひしと伝わってきて、
この空間で音楽ができる喜びと、それをもう味わうことができなくなる寂しさが交錯する
なんとも特別な雰囲気でした。
アンコールはブラームスの子守唄。
「このホールにさようならとは言えない、だから、・・・おやすみなさい。」
この一言の後に演奏された子守唄は、とても優しく、美しく、
ホールを撫でるように響いていました。
自然と涙が溢れてきたこの演奏は、
このホールと共にずっと私の心に残ることと思います。
これだけ多くの人に愛されているホールもなかなかないと思うのですが
閉館がとても残念でしかたありません。

昨年12月25日のホール入り口。
北川記念オケでの本番。
最初で最後だったけど、カザルスの舞台で演奏できてよかったなぁ・・・
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category: 観る・聴く
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