宴会部長の戯言

クラシック・アコーディオン奏者、大田智美のブログ。日記、コンサート情報、その他いろいろ、ぼちぼち書いています。

ちょっと気になるアコーディオンの中身… ~ドイツ・オーストリア旅行記2010 vol.1~ 

先日ブログで書いたとおり、2月の前半はドイツ・オーストリアへ行ってきました。

その主な目的はアコーディオンの調律・調整をしてもらうこと。

アコーディオンの調律は演奏家が自分でやるのではなく、専門的な技術と知識を持った調律師さんにお願いします。
というのも、1月のブログで少し触れたように、アコーディオンの中の構造はとても複雑で
調律の作業は、膨大な数のリード一枚一枚のピッチを合わせた後、2~4枚の一緒に鳴るリードの響きを調整し、また右手側・左手側のバランスやピッチを調整し・・・
と、気の遠くなるような作業工程なのです。
通常1~2週間楽器を預け・時にはそれ以上の期間が必要な場合もあります。

今回は、ドイツのKrefeldという街にアコーディオンの調律・修理等の工房を開いているWolfgang Bratz氏に頼みました。
彼は音楽大学でアコーディオンを学び、その後、調律・修理の道へ。
今では自宅の一室を工房にして作業をしています。
因みに彼も御喜美江門下でした。私の先輩ですね。

そのお部屋の様子は・・・

Akkordeonwerkstatt Wolfgang Bratz

所狭しと楽器や様々な工具が並んでいます。
物によっては手作りだそうです。



調律のための作業台(自作!!)

これは調律用の作業台。
これも自作です。
チューナーにつながっているマイクがあったり、作業台開いている小さな穴からは、足元のペダルを踏むと風が出てきたり、楽器の蛇腹部分を台に固定することで、リードセットを楽器に取り付けた時のピッチや響きを逐一確認できるようにする等、いろいろな仕掛けが施されています。

最後の微調整中・・・

最後の微調整中。


せっかくなので、もう少しアコーディオンの中身をご覧ください。

リードセット(左手側)

楽器から取り外された左手側のリードセット。
大きいハーモニカのようにも見えます。


風の通り道・・・

リードセットがはずされたアコーディオンのボディー部分。(左手側)
四角い穴から風が入ってきてリードを震わせ、音が出ます。


何がなんだか・・・

左手のボタンの裏側。
まさしく精密機械!



今回はかなりマニアックな話になってしまいましたね・・・。

旅行記vol.2も近々アップ予定ですのでお楽しみに。
今年のドイツの冬はめちゃくちゃ寒かった・・・。
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category: アコーディオン

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